ステンレスは、金属表面に酸化被膜をつくり腐食しにくくした素材です。金属の重量感と無機質な質感を感じられ、錆にくく、表面が変化しにくいのでクリーンな見た目を維持でき、耐久性、メンテナンス性にも優れています。表面の仕上げ方により、細かな傷が目立つ場合があるので、固いものなどが触れる際は注意が必要です。
●日頃の掃除・・・
使用後は中性洗剤をつけたスポンジで磨いて洗い流した後、から拭きを行ってください。
●研磨の方法について・・・
表面にスジ状のヘアライン( 磨き方向) がある場合は筋目に沿って平行に、均等の力で擦ります。目に逆らったり、部分的に強く擦ったりすると汚れが落ちにくく、ヘアラインを崩すことにもなりますのでご注意ください。また、粒子の粗いクレンザーや金属たわし、ナイロンたわしは表面を傷つけてしまうことがあるので使用しないでください。金属たわしの鉄分が付着すると、もらい錆びの原因にもなります。
<錆びについて>
錆びにくい素材ですが、塩素を含んだもの(塩や醤油など)を⾧時間放置すると錆びの原因となりますので、直ぐに拭き取ってください。
軽度のもらい錆びが発生した場合は、スポンジまたはステンレス製のたわしを使い、市販のステンレスクリーナーやクリームクレンザーで除去してください。
<塩素系漂白剤>
布などを漂白する際に、薄め液を溜めて⾧時間つけ置きするなどの利用は、錆びの原因となります。
<くもり・水染み>
水道水中に含まれる成分から発生する水垢により、くもりや水染みを引き起こします。
<高温>
高温での変色の場合は、目の細かいクレンザーで丁寧に磨き落としてください。それぞれの機器・器具、薬剤の取扱説明書に従って作業してください。
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