タイルは様々な質感、色、艶などバリエーションが豊富で、貼り方も楽しめ、また耐水、耐熱などの耐久性にも優れた素材です。素材によって汚れの付きやすさや、メンテナンス方法も様々なので注意が必要です。また、目地は振動や変形があった際にタイル自体の割れを防ぐために変形をしますので、使用箇所によりひび割れを発生することがあります。
▶キッチン・トイレ
汚れが硬化し中性洗剤などでも落ちにくい場合は、スポンジにクレンザーをつけて擦り落としてください。トイレなどの固着した汚れについては、トイレ用洗剤、漂白剤などを用いて掃除してください。
▶浴室
湯垢・ぬめりなどは浴室用中性洗剤をかけ、泡が出るまでスポンジや不織布ナイロンブラシで擦ってください。しばらく放置した後、十分な水で洗い流してください。中性洗剤で取れない汚れは、液体クレンザーを布などに付けて根気よく擦って落としてください。
●目地のカビ汚れ・・・
十分に換気できるようにしてから、カビ取り剤をかけてしばらく放置し、歯ブラシなどで擦り落としてください。市販のカビ取り剤は刺激が強いものがあるので、清掃後は水でしっかり流してください。
●その他の汚れ・・・
コーヒー、ジュース、動物の分泌物の汚れなどは、水またはぬるま湯で拭きとります。落ちないものはメラミンスポンジを使用してください。より強固な汚れには中性洗剤、液体クレンザーを使い、ナイロンブラシやスポンジで擦って洗い流してください。
※研磨剤について
不織布ナイロンブラシや液体クレンザーには『研磨粒子』が入ったものを利用した場合、タイルを傷つける恐れがあります。まずは、目立たないところで傷がつかないか確認してから、ご使用ください。
油脂性の汚れ(手垢、油性ペンなど)の落とし方
対象素材:塗装、ビニールクロス、塩ビタイル、磁器タイル
使うもの:マイクロファイバーウエス ×2(またはメラミンスポンジ)/洗剤(中性洗剤または弱アルカリ洗剤)
①汚れを確認します
②水もしくは洗剤で汚れを落とします
③清掃後、洗剤を拭き取るため乾拭きをします
④作業完了です
強く研磨すると、タイルの表面に傷が付いてしまう場合があります。
塩素系カビ取り剤によって、絵柄の付いたタイルが色落ちすることがありますのでご注意ください。
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