「リノベした住まいをセルフメンテするお手入れ方法を知りたい!」という、皆さまの声からはじまった本講座。実際に手を動かして学ぶワークショップ形式で、定期開催しています。
今回も、講師はリノベる施工技術部の専門スタッフが担当。日頃気になっていること等を専門スタッフに直接聞ける機会とあり、講座中は終始お話が尽きませんでした。
参加者のみなさまから、
「手軽にできるものばかりでびっくり」
「実際に体験できて良かったです」
「たくさん質問できました!」
といった声をいただきました。
今回は、好評だったワークショップ当日の様子をレポートします。
INDEX
レッスン1:クロス(壁紙)補修
物をぶつけてしまったり、引っ搔けたりして、キズができてしまった壁紙。
コークボンドを使って、キズ埋めに挑戦です。コークボンドは、変性アクリル樹脂でできていて、接着するだけでなく、凹みなどの穴埋めでも活躍するデキルヤツなんです。
要領をつかむと、スムーズにできるように!
レッスン2:塗装壁・クロス壁の汚れ落とし
黒ずみ汚れはメラミンスポンジを使って水ぶきで落とします。
研磨する力が働くので、スポンジは軽く・優しくがポイントです。頑固な汚れには中性洗剤を少し含ませてお掃除を。
塗装壁のキズや頑固な汚れは再塗装。
筆やミニローラーを使って小さな範囲を細かく塗り、仕上げに雑巾等でトントントン…とぼかします。ちょっとしたコツがあるようで、参加者のみなさまは実践して試していました。
レッスン3:木部のお手入れ
木部のお手入れでは、「カビ取り」「ささくれ補修」「汚れ落とし」「キズの凹み補修」のデモストレーションを見学後、無垢材フローリング材を使って実践。
カビ取り・ささくれ補修は、紙やすりを使って削って除きます。やすりの目の粗さを使い分けてあげると◎。
キズ等の凹み補修は、木材と水の関係性を使って凹みを膨らませます。水を含ませて木材を乾かす…を何度も繰り返すと、凹みが少しずつ膨らんできます。触ってみると凹みがなくなっていることを実感!
プチDIY!オイル塗装に挑戦
木材塗装を体験するプチDIYとして、オリジナルコースターのオイル塗装に挑戦しました。
3色のオイル塗料の中からお好きなものを選んでチャレンジ。参加者のみなさまは塗装は初めてとのことでしたが、手際よく塗られていました。
お手入れに関するQ&Aコーナー
参加者のみなさまから事前にお寄せいただいていた質問に、スタッフがお答えするコーナー。みなさまにシェアする形で解説しました。
以上で当日のコンテンツは終了。
みなさま、お疲れ様でした!
参加者コメントのご紹介
参加後アンケートを実施。ワークショップ満足度の平均結果は、5点満点中 4.4点!おおむね満足いただけたようです。
たくさんのコメントをお寄せいただいたので、一部抜粋してご紹介します。
好評の「メンテナンスキット」の中身は?
今回学んだお手入れ方法をおうちで実践できるよう、施工技術部セレクトの「メンテナンスキット」と「オリジナルメンテナンスBOOK」を参加いただいたみなさまにプレゼント!
メンテナンスキットはホームセンター等でも購入できるものもあり、一家にひとつにあると便利です。そんなメンテナンスキットの一部をご紹介します。
コークボンド:
キズや凹みを埋めたり、壁紙の剥がれや隙間を修繕したり、活躍の幅が広い万能アイテム。
紙やすり:
60,120,240番手のセット。仕上げ用に240番よりもさらに細かいやすりがあっても便利、とのこと。
シリコンスプレー:
丁番(蝶番)などの滑りを良くするもの。シリコンタイプのものは、金属だけでなくプラスチックや木材など幅広く使えます。
さいごに
リノベした住まいのお手入れは、「専門的な知識やアイテムが必要なんでしょ?」「自分には難しそうでできない!」と思われがちなのですが、身近なものでじゅうぶんお手入れできますし、一度体験してしまえば手軽におこなえることばかりです。
本ワークショップは今後も定期的に開催予定ですので、ぜひ機会があった際はご参加ください。
[関連リンク]
読んで学ぶ・動画で学ぶ「住まいのお手入れ」セルフメンテナンス編
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